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本サイトの運営者である私は、実際に古民家再生・古民家リフォームをしました。
私は新潟県の人間で、リフォームした古民家は築80年くらいです。
実際に私が古民家再生・リフォームをしてみて感じたことや、「もっとこうすればよかった」「こういう情報が欲しかった」ということを書き溜めている情報サイトです。
これから古民家再生・リフォーム・リノベーションをする方に「古民家再生に失敗してほしくない」という想いを込めて、本サイトを運営しています。
古民家再生・リフォームは業者選びが難しい
私が古民家再生・リフォームをする上で最も苦戦したのが「業者選び」です。
正直最初は「地元のリフォーム業者にやってもらおう」と軽く考えていたのですが、古民家再生やリフォームができる工務店はほとんどありません。
私がリフォームした家は、正確には私の母の住んでいる古民家で、いくつか地元の工務店に話を聞いてみても、築70年以上の古民家のリフォーム実績が少なく、不安感を覚えました。
その後、ネットで調べて古民家再生が得意そうないくつかの業者から見積もりをとって話を聞きましたが、やはり古民家再生の実績が少なく、納得のいく業者がありませんでした。
色々調べていくうちに「古民家は現代住宅の工法とは違い、昔の技法が使われているため、古民家再生・リフォーム専門の工務店に頼まないといけない」ということがわかりました。
ところが、「古民家リフォームができますよ!」と謳っている業者が、実際は古民家再生実績が少ないという現実があることがわかりました。
正直、業者選びは相当時間がかかり、苦労しました。
また、母の古民家は冬になると大変寒いというデメリットがありました。
新潟の冬は厳しく、壁・床・天井に断熱材を入れていない古民家は、家の中でも外とほとんど変わらないほど寒いです。
母も高齢になってきていることもあり、断熱材を入れる工事や床暖房の工事もしたかったのですが、古民家リフォームは一般のリフォームより費用が高いため、この費用を捻出するのにも苦労しました。
また、現地を見てもらったいくつかの業者に言われたのが「耐震性」です。
現在の建築基準法以前の古民家のため、今の耐震基準を満たしていないということでした。
そのため、耐震補強工事をした方が良いと勧められましたが、これもさらに費用がかかるため、リフォーム費用を引き上げる原因になってしまいました。
しかし、いつまた大型の地震がくるかわかりませんし、耐震補強工事は大変悩みました。
こうした様々な問題が古民家には多く、こうした要望や対策に親身に対応してくれて、技術も信頼できる業者を探すのは至難の業でした。
相続と相続税の問題
また、古民家再生・リフォームをする際に話題にあがったのが「相続」です。
私はすでにマイホームを建ててしまい、母が亡くなった後に誰も古民家(空き家)を受け継ぐ人がいません。
誰も住んでいないのに固定資産税もかかります。
不動産業者に相談したのですが「家屋を解体して更地にした方が売れやすい」と言われました。
解体するにも解体工事費用がかかりますし、更地にすると固定資産税が上がります。
いつ売れるかもわからない土地に対して、高い固定資産税を払い続けるのはとても嫌です。
また、相続税の問題も発生しました。
私の父はすでに亡くなっていて、母が亡くなると私たち兄弟で母の財産を相続することになります。
調べてみると、どうやらうちは相続税がかかってしまうことがわかりました。
幸い母はまだ元気ですが、歳も歳ですのでいつ何があってもおかしくありません。
ところが、母の財産は不動産が多く、もし相続税が発生してしまった場合に私たち兄弟には納税資金がありません。
実家を売却して相続税の納税資金にすることも考えましたが、そもそも売却できる保証はありません。
母の実家の古民家再生・リフォームの際に相続と相続税の問題が発生してしまったのです。
ちなみに、私の家族の相続問題は一般社団法人相続ファシリテーター協会さんに相談して解決しました(^^)
相続の専門家が丁寧に対応してくれて、うちの相続対策はバッチリになりました。
一般社団法人相続ファシリテーター協会さんは全国に支部があるため、相続の相談にのってくれますよ(^^)
古民家や空き家の問題を抱えている人はたくさんいる
私のような状況は決して珍しいケースではないと思います。
日本中に、私と似たような問題を抱えている人がいるはずだと思いました。
私は自分の家族に起きたこの状況がきっかけで、古民家・空き家・相続などについて勉強し始めました。
私が勉強したことや、収集した情報が、私と似たような状況に置かれている人の役に立てばと思い、本サイトを運営しています。
あなたの参考になればうれしいです(^^)